事例:料理撮影(レストランメニュー、パンフレット掲載写真向け)
レストランやバーなど飲食店のお客様へ。料理写真は特にプロの技術が際だつジャンルです。もうもうと立ち上る湯気、食材表面ににじむ脂の輝き、しみだす肉汁、透明感やつややかな質感、みずみずしさ。料理や食材が持つ魅力を余すことなくキャッチして、臨場感のある写真に仕上げます。
ワインやカクテルなどグラスに入ったドリンク類は、グラスと液体の透明感を損なわないように撮影を行います。
ライティングと背景色のバランスを考慮して、簡易スタジオを組んで撮影に臨みます。
難易度の高い氷や炭酸などの質感は、プロならではのテクニックで引き出します。
にぎやかで写真映えするオードブル(前菜)の盛り合わせ。
異なる食材を組み合わせた美しい盛りつけの写真は目を引きます。
写真撮影にあたっては、色の薄い食材は濃い色の皿に、色の濃い食材は薄い色の皿に盛りつけると、より見栄えが良くなります。
スープなどの汁物は熱々感を出すのがポイント。
透明感のあるタイプ、具だくさんのもの、ポタージュ系、それぞれの特徴を引き出すために、ライティングを調整して撮影します。
ベストショットを撮影するために、何度か温めていただくケースが多くなります。
グラタンやパスタなどイタリアン系のメインディッシュの撮影では、通常の撮影と別に、フォークですくっているシーンなどのイメージカットもおさえておくと、パンフレットやホームページのデザインに使えて、便利です。
撮影した写真に少し赤味をプラスするなど若干の補正を加えるとより一層見栄えがよくなります。
チーズなどは、冷えると固まってしまうので、撮影に時間がかかる場合は、何度か温めて頂く場合があります。
スイーツの撮影は雑誌の雰囲気で、背景に小物などおいて、センス良く仕上げます。
流行の大きな皿に盛りつけられているスイーツは、全景で撮ってしまうと、肝心のスイーツが小さく見える場合がありますので、そういう時は、カメラマンのセンスで、構図を整えて仕上げます 。
メニューやパンフレット、チラシなどの印刷物、ホームページなどのメインイメージとして使える、賑やかな料理の集合写真は、ぜひ1枚はおさえておきたいもの。コース料理の説明写真にも、よく使われます。
居酒屋や日本料理店では、酒瓶を背景にずらりと並べたカットも定番です。
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料理のテーブルコーディネートはお客様自身で行って頂きます。
「フォトサービス PhotoService」は調理シーンの撮影もいたします。
ダイナミックさや繊細さなど、ユーザーに与えたいイメージをふまえて、臨場感のある風景を撮影いたします。
厨房内で撮影する場合は、見せたくないもの(注意書きやゴミ箱、生活用品)などを事前に片づけておいて頂くとよいと思います。
和菓子など、和風のアイテムの撮影は、小物でより「和」のイメージを演出すると、雰囲気のある写真に仕上がります。
日本文化ならでは、季節感のあるコーディネイトも良いと思います。
メイン料理の写真は、メニューやパンフレットなどの印刷物、ホームページなどで、それこそ「メイン」に活用されるアイテム。
もうもうと立ち上る湯気、食材表面ににじむ脂の輝き、しみだす肉汁、透明感やつややかな質感、みずみずしさ。料理や食材が持つ魅力を余すことなくキャッチして、臨場感のある写真に仕上げます。
刺身は鮮度感を出すため、ライティングを工夫して撮影にあたります。白身系は透明感を引き出します。
撮影中に食材が乾かないよう、なるべく短時間で仕上げたいものです。